昨年の秋、現役の整形外科医師でありながらご自身もヨガとピラティスの資格をお持ちの先生と、ピラティス・ヨガを中心に、プロ野球・陸上競技、ラグビー日本代表など多くのトップアスリートを指導されている先生、お二人からピラティスを学ぶ機会をいただきました
きっかけは、ヨガとピラティスそれぞれの本来の特徴を知ったこと
そのどちらも、今目の前にいるお客様に必要だなと素直に感じたんです
ヨガとピラティスの特徴
ヨガは関節を大きく使いながら動きを引き出すのがとても得意です。フローという流れのなかで動く太陽礼拝が分かりやすいです
一方ピラティスは、今その人が持っている可動域の中で、体幹を安定させながら手足を連動させていく
もともとリハビリから始まったものなので仰向けや座った姿勢など安定した姿勢で行うものが多いです
GROWのお客様も、今は元気に運動ができている方、急に関節が痛くなった方、持病を抱えながら体調を維持されている方、これから手術を控えている方など様々
ヨガとピラティスの両方を知ることで、お伝えできる幅が広がるだろうなと思いました
「医者は何もできない」という言葉
これは、整形外科の先生自らがおっしゃった言葉でずっと心に残っています
肩が痛くて来院される方のうち、検査をしても異常が見られないケースは6〜7割なんだそう
残りの3~4割の中でMRIで異常が出て手術になる方は、10人に1人いるかいないか
つまり検査で異常が出ない方がほとんどで、手術でも薬でもなくリハビリ=自分で動くことで良くなっていくケースが大半だということでした
これは私も、現場で感じます
長く整形外科やマッサージに通われていた方が、レッスンに通うようになってからその頻度が減っていく。特に頻度を降らせる場合は治るスピードも速いです
今年の春の頃、もう上半身が動けないほどの背中の痛み(脊柱全体の痛み)から首や腕までしびれもあったお客様
すぐに整形外科で診てもらいリハビリが始まりました。
同時にグループレッスンからパーソナルに切り替えて頂き、週に1度は私のパーソナル、週3~4回はリハビリへ通い
ひと月経過する頃には、殆ど痛みもなく見違えるように動いていました
秋にはまたグループレッスンに参加したい!と楽しみになさっています
今から10〜15年くらい前から、体を評価する方法としてヨガやピラティスも使われるようになったそうです
今回のこのケースも、リハビリの先生とお客様を通じて運動指導の内容などはシェアしていました
もうひとつ、心に残っている言葉があります
「人によってニュートラルポジションも、可動域も違うんだよ」
参考可動域というのは、関節がここまで動くという目安のことです。
例えば股関節の外に開く可動域は45度
となると180度の開脚ってどうなの??
怪我に近いそうです(笑)
ニュートラルポジションはピラティスの基本の姿勢
知識として入れておくことは必要!頭に入れながらお客様を見ないといけません
ただ股関節の可動域も人によって違います
無理を続けた結果の可動域なのか、もともとの体の特徴なのか
なので一概に可動域だけを見て「硬い」「柔らかい」とは言い切れません
大事なのは、一箇所だけを見るのではなく体全体を見ること
そのうえでここだけは整えたほうがいいなという場所は、少し無理をしてでもやってもらう
その場合も、呼吸の仕方や周りを整えることで可動域を出すというように全体で見ます

ヨガ講師ができること
それは身体全体を見ること
そこに価値があるのだと思います
先ほどのお客様のように痛い場所をリハビリで治療、体全体はパーソナルレッスンを併用するお客さまも増えてきました
お客様もアプローチの違いを楽しんでくださったり、呼吸でリハビリのコツをつかんだり、全体を整える効果を感じて下さいます
ヨガもピラティスも、実は安全な運動とは限りません。
だからこそ、可動域についてはこれまで以上に注意深く見ていこうと思いました
こういう視点を教えてくださった先生には、本当に感謝しています
全体を見る視点や、運動の大切さを伝えてくれる医師の方がもっと増えてほしいな~とも感じました
実は先生ご自身は、45分のヨガをほぼ毎日、6ヶ月続けたことで体が全く変わったそうです!
医者という激務をこなしながらの継続・・・すごい
きっと現場で運動によって変化する姿をたくさん見てるからこそだと思います
実際私はピラティスを続けていくと、ヨガにはなかった視点に出会えました
動きが細かくて少ないからこそ、意識をすごく繊細に向けられる。それがとても楽しかったです
同時に、ヨガのダイナミックな動きの気持ちよさも以前よりずっと感じられるようになりました!
体幹ってよく聞くけど・・・
そしてもうひとつ発見
ピラティスでとても大切だとされているのが「体幹」
でも感じたい、意識するぞ!と思ってもなかなか難しいものなんです
ここで役立ったのが、はい「呼吸」
もうレッスンでは「呼吸」しかいってないのでは??というほど、私のレッスンは呼吸、呼吸、呼吸です
いつもの呼吸の意識が、ピラティスで大切にされている体幹を掴む助けになってくれました
やっぱり呼吸ってすごい!
今はピラティス・ヨガ・整体など一番いい!と思ったアプローチでレッスンしています。いいとこ取りです♪
伝わること、がとても大切なのでこれからも探究しながら伝える方法を少しずつ増やしていきたいです
