前回の投稿にも書きましたが、
更年期に何らかの症状が現れる人は全体の6割です。その程度は軽く済む人もいて個人差があります。
そして、今回お話する更年期症状の種類はなんと200以上もある、と言われています。
「そんなにあるの??」と驚きです!
そしてその半分である3割の人が治療をしないと辛い、日常の生活が保てない「更年期障害」にまでなる、という事実を知って頂きたいと思います。
皆さんには、下の項目で当てはまるものはあるかチェックしてみてください♪
まずは自分の身に起こっていることを知る。
それから、セルフケアを探したり実践したり、必要に応じて病院を受診するなど早めの段階で対策をしていきましょう。
グループ①血管運動神経系の症状
血管の収縮・拡張、体温、心拍などをコントロールしている自律神経の乱れからくる不調
☐急に汗が出る
☐のぼせる
☐動悸、息切れ、急に胸が苦しくなる
☐頭痛
☐めまい、息切れ
☐手足が冷たい、体の芯から冷たい
グループ②泌尿器、生殖器系の症状
エストロゲン分泌の不安定さによる生殖器系のトラブル
☐不正出血がある
☐おりものが増えた
☐おしっこが近い
☐尿もれ
☐膣の乾燥
グループ③筋・骨格系の症状
こちらも閉経によって分泌が減るエストロゲンによって、骨密度の維持や関節の動きに関するトラブル
☐肩こり・腰痛
☐関節痛・関節のきしみ
☐手足のしびれ
☐手指の腫れ
グループ④皮膚・分泌系の症状
エストロゲンの働きの一つ「コラーゲンの産生」これが減ることで起きる弾力や潤いに関する不調
(それにしても、今までエストロゲンさんの恩恵をこんなに受けていたとは!!)
☐白髪・抜け毛が増えた
☐湿疹
☐皮膚がカサカサ乾燥する
☐やけに喉が渇く
☐目の渇き・かゆみを感じる
グループ⑤メンタル系の症状
睡眠に関わるホルモンの減少や自律神経の乱れによる気分の落ち込みやうつ症状など
☐よく眠れない
☐うつかも?というときがある
☐物忘れが増えてきた
☐ついイライラ・怒りっぽくなる
不調のデパートといわれるほどまだまだ他の症状もありますが、大きく分けて5つのグループになります。
皆さん、どうでしたか?
不用意に自分を責めたり、逆に歳だから仕方ないわと諦めるのではなく、毎日をできるだけご機嫌に過ごしたいですよね。
年に数回の特別なサプライズ(たまには嬉しいですが)より、毎日の暮らしに幸せを感じて過ごしたいと私自身、年齢を重ねるごとに感じています。
まずはそのセルフチェックが第一歩です!!