ゆらぎ世代の簡単!気象病ケア

気象病のメカニズム

私の周りでも、10代のお子様からゆらぎ世代のご自身まで年齢に関係なくよく聞くお悩みの一つが「気象病」です。

いわゆる天候の悪化によっていろんな不調がでることです。

気象病は、病院にかかっても数値に現れないことが多く「特に問題ないです」といわれることが多いのです。

そこで、漢方をお試しの方もいらっしゃいますね。今は保険が適用されるので、ご自分のタイプによって処方してくれるお医者さんで診てもらうのも一つの方法です。

あまりに多くの方が悩まれているこの症状、そもそもなんで起こるのでしょうか?

気圧の変化によって、内耳の神経が興奮し、古傷が痛んだり偏頭痛が出たりすることが確認されています。

~天気痛の第一人者である佐藤純先生のお言葉より~

この内耳の神経の興奮を抑えるために、気圧が下がる直前に市販の「酔い止め薬」を服用するという方法も紹介されています。

なるほど~

乗り物酔いと気象病は「内耳の神経の興奮」が関係しているんですね!

こちらの方法、まだ私は試してことがありません。

医者に行く前にできることは?薬を買いにくのも手間だな~そんな方に今日はお家でできる養生法をご紹介します

副作用の心配なし!キッチンで揃っちゃう偏頭痛ケア

(以下の方法は、私が日頃から実践している若林理砂さんのご本「女性のカラダとココロの不調を治す50の養生訓」を参考にしています)

①気圧計がなくても大丈夫!スマホアプリで気圧の変化を事前に察知

「頭痛~る」

このアプリを知って、私も自分の携帯にいれています。

自分の住んでいる地域を登録すると気圧の変化が大きく起こる日がグラフで分かんです。「明日は警戒!」「明後日は注意!」など見ると、心の準備と対策ができ安心感が得られます

②気圧が下がる少し前にペットボトル温灸

(作り方)

ホット専用のペットボトル(キャップがオレンジ色のもの)に、3分の1まで水を入れ、そのあと3分の2まで沸かしたお湯を入れます。

お灸と同じ温熱刺激を体に与えられる70~80度のお湯になります

このペットボトルを、「完骨(かんこつ)」「れいだ」というツボに当てます。「アチッ」となったら離す(3~5秒程度)を3~5回繰り返します。気圧変動による痛みを軽減します

「完骨」は、耳の後ろにある突き出た骨の下側のくぼみ
「れいだ」人差し指の中指側の爪のつけ根

③つまようじ鍼

10本程度輪ゴムで束ねたものを作ります。「内関」という手首の関節から指3本下がったところの筋の中間を軽く数回当てます。目安は、皮膚が軽く赤くなる程度です。

また、この「内関」に米粒をあててばんそうこうかテーピングテープで張ると、気圧が上がったり下がったりしている最中、ときどき押すことで刺激の効果を長く保つこともできます。

この方法、学校や職場で目立つことなくできますね!「内関」は私の子供が小さかった頃、子供の車酔いがとてもひどかったのでココを押してね、とよく伝えていました。

「内関」手首から指3本分下がったところの真ん中。酔い止め効果もあります

どうしても休めない日や、せっかくの大事な日を、気象病でだいなしにしたくない、少しでも軽減したいと思いますよね。

上にあげた例は、その日の程度によって効果があったりなかったりもあると思いますが副作用がない、というのが安心です。

自分でできることはたくさんある!

ぜひお試しください♪

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