季節のYogaとは?

季節の養生

日本は春・夏・秋・冬と四季がはっきりしています。

“養生”という言葉は、生命を養うという漢方に使われる言葉です。

人間本来が備わっている力を高めよう、という考え方です。

「季節のYOGA」は、この養生にYOGAを組み合わせたものです。

YOGAもまた、人間が本来持っている力や機能を呼び覚ます、自分で自分を健康にしよう!といった面があります。

例えば、春。

日本の春は、地域によってはまだ雪が残っていたり、かと言えばものすごく昼間暑かったり。

今年は日中の気温差が大きく、着るものや体調管理にも苦労しました。

そしてこの時期と言えば、花粉症で悩まされる方も多いですよね。

眠気やだるさ、新生活の疲れ、5月病などもよく出る不調です。

これらの不調はいきなり出てくるのではなく、季節や気温といった自然と、私たちの生活スタイルが組み合わさった結果です。

変えられるのは・・・

そう。

自分です。

大きなことではなく、ちょっとした意識を変えるだけで大丈夫です。

具体的には、春の不調には一つ前の季節=冬の養生が大切です。

春が快適に過ごせるように整えていくのです。

養生と聞くと、「おばあちゃんの知恵袋?」「食事のこと?」と思う方も。

昔から伝わる知恵も、旬の食材を頂くことも大切な養生の一つです。

それらに「YOGA」という運動を加えて、季節の不調を予防していきます。

季節によってダメージを受けやすい臓器を強くするポーズや経絡を刺激するストレッチを行い、季節と調和できる身体にしていきます。

そして、自然と深く結びついているものの一つが女性にとって大切な「骨盤」

骨盤は開く・閉じる動きを繰り返しています。

季節によっても、春は開きやすく、夏にかけて片側から閉じていき、冬には寒さから身を守るために閉じていきます。

生理周期でも、1日の中でも、さらには呼吸でもこの「開く・閉じる」動きは行われています。

しかし、座りっぱなしのデスクワークや、運動不足など忙しい生活では、この動きがスムーズに行われず、結果、婦人科系の不調や腰痛・冷えなど女性にとって起こりがちな不調へとつながります。

自然と人間は、昔から繋がっています。それを身体が忘れているだけであって、私たちがちょっと意識すれば本来持っている機能は働いてくれます。

日本の四季は、自然からの素敵なギフト。思う存分、今年だけしか味わえない季節を堪能しましょう

分かりやすいのは、お肌の調子や(最近乾燥気味~)、梅雨時期の髪の毛の広がり具合、花粉症などで季節の変化を感じます。

体の内側も一緒です。季節の変化に合わせて体を整えていきましょう♪

目指すは「1年を通してごきげんなカラダとココロ」です。

思春期・性の成熟期・更年期・ゆらぎ期とライフステージによってさまざまな変化(自分の体も周りの環境も)があります。予防できることが分かっている時代だからこそ、今の自分と未来の自分のために整えていきましょう

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