「体が硬い」まるっと解決・その①

お客様に今の体に関するお悩みはありますか?とお聞きすると

1番多いのが「体が硬いんです」というお答え

「体が硬いのでヨガができるか心配です」とおっしゃられる方もいます。

結論

「硬い方こそヨガはおススメです!」

体の知識を知らなかった以前の私は「体、硬いわ~」と言うわりには、大してそのデメリットを考えることもなく、

たまに開脚をしてみたり、どのくらいの加減がいいのかも分からず

「痛い=効いている=柔らかくなるはず!」

と思っていました。

この

「なんとなく体、硬いわ」と感じている状態。

この状態から少しづつ前進し、

★そもそもどうして柔らかい体がいいのか

★どのくらいの柔軟性を目指すのがいいのか

など「なんとなく硬い」のモヤモヤをスッキリして、ぜひ皆さんにはこのお悩みから卒業して頂きたいと思っています

どのくらい柔らかければいいの?

多くの方が思い描く柔らかさって「開脚ベター」ではないでしょうか。

あれさえできれば、

晴れて「なんとなく体硬い私」から卒業!!

そうなのでしょうか。

実は、柔らかすぎても体には良くないのです。大切なのはバランス。

柔らかいということは、それを支える筋肉も必要となります。がむしゃらに開脚ベターだけに注目すると、当然痛める箇所もでてくるのですね。

柔らかさの目安は、長座や立った状態での前屈でつま先をつかめる程度でOKです!

硬い人こそ!ヨガがおすすめ

普段の生活で使わない筋肉ってありますよね?

ヨガのレッスンが終わると「ここは普段伸ばしません。伸ばしていないってことに気づきます」「こんなところに意識を向けません」とお話しされます。私もパソコン作業中は、肩や首に力は入って、他は無意識。いけないいけないと気づいて姿勢を正します。

生徒さんがおっしゃる「ここ」とは?

そう、体の後ろ・背面

人の体は、目が前についていることから自然に前に前にと意識や力が入ってしまいます。

だからこそ、普段使わない筋肉(股関節や背面・太もも裏)とその周辺の関節を動かしてスムーズにしてあげる。そして、動きと一緒に呼吸もおこなう。

この「動き+呼吸」を一緒にするヨガは、何気なくおこなうストレッチよりも、血流が良くなり柔軟性の効果が上がりやすい理由となります。

体が硬いデメリットは?

先ほど柔軟性が上がると血流がよくなるとお話ししました。

では血流が良くなると、どんないいメリットが生まれるでしょう?

(Thinking time! )

イメージできましたか?

柔軟性がアップし血流が良くなると

  • 血管が柔らかくなり、血圧が安定する
  • 代謝が良くなり痩せやすい体になる
  • 肩や股関節の可動域が大きくなる
  • 肩こりや腰痛になりにくい
  • 疲れや痛みのセンサーが感じにくくなる

代表的なものをあげました。いいことづくめですね♪

そしてお察しの通り、デメリットはこの逆です

  • 血管が硬くなり血圧が上がりやすい
  • 代謝が悪いため、太りやすい&むくみやすい体になる
  • 肩や股関節の可動域が狭くなる
  • 肩こりや腰痛になりやすい
  • 疲れや痛みを感じやすい

どうでしょう、今のご自身の体に思い当たる点はありますか?

会社員時代のデスクワーク中心の日々、育児真っ最中の日々などは、まさに上のデメリットがほぼ当てはまっていました。

特に、私が驚いたことは体が硬くなり血流が悪くなると、疲れや痛みを感じやすくなるといった点です。

”疲れやすさ”は産後に特に感じつつも、これも年齢かな?と思っていました。

”痛みの感じやすさ”は昔からでした。

注射の時など「まだ打ってないよ~」と医者に笑われていました。2度の出産も痛みの恐怖から無痛分娩を選択したほどです。

もちろん年齢や、「産後」という特別な時期であったのも原因の一つでしょう。

それに加えて

「血流の悪さと疲れやすさ・痛みの感じやすさ」の関係も知っていたら、もっと前向きにヨガをしていたはずです(笑)

次回では、おすすめヨガ&ストレッチ、どのくらいで効果がでるのか?をご紹介します

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